
土田 雅之 研究科長(教授)

Profile
博士(知識科学)
技術士(情報工学)
中小企業診断士
国家資格キャリアコンサルタント
京都大学工学部数理工学科卒業、同大学院修士課程修了。
パナソニック入社、研究所で自動設計CADシステムなどを研究ののち、人材開発部門にてMOT(技術経営系)研修の責任者として技術者や技術マネジャーの育成を担当。パナソニック在籍中に北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科の博士後期課程修了。
科目・専門分野
- ICTビジネス特論
- ICTビジネス特別実験
- 特定課題研究A
- 特定課題研究B
主な研究テーマ・専門分野
- MOT(技術経営)、技術リーダー育成
- ICTビジネス構築、ICT(IoTやAIなど)を活用した価値づくり
主な研究・実務実績
- 自動設計CADシステム(エキスパートシステム)の研究開発
- 大型汎用機、ミニコン、WS、PCでのソフト開発、ソフトウェア工学
- 技術者のスキル研修(UNIX、C、ネットワーク、問題解決手法など)
- MOT(技術経営)研修、リーダー研修、新規事業創造をテーマとする研修
- 幹部候補研修、キャリア研修、スキルチェンジ研修
- 人材育成体系、研修企画、インストラクショナルデザイン
- 「図解でわかるソフトウェア開発のすべて」(共著)日本実業出版 2000年(7万部)
- 「ITビジネスコンサルタント」(共著)翔泳社 2001年(7千部)
Message
ICT技術が急激に進化する中で、新しいICT技術の開発や習得は重要ですが、それらをどのように活用して社会の役に立てていくのかもまた重要な課題です。技術力をうまく活用して、ビジネスの構築や社会課題の解決に貢献するなど、顧客や社会のための価値づくりをしていくことが求められています。
そのためには、「ICT技術」と「価値づくり」の両方をバランスよく理解して、(1)既存技術をうまく活用した新たな価値づくり、または(2)顧客や社会の価値づくりのための新たな技術開発、がますます重要となってきます。
これらをしっかり考えて、新しいビジネスや技術を開発できる人材になってほしいと考えています。そのために、技術を習得することはもちろんですが、価値づくりの考え方についても一緒にトライしながら研究して学んで行きたいと思います。